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本質を伝えるセールスデザイナー 森 友亜(もりともえ)のブログ

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写真の配置と余白で出来る表現を考えてみよう〜写真集や絵はがきなどの作品作りでお役立ちTIPS

投稿日:2017-02-16 更新日:

写真を発表する機会として展示ももちろんですが、写真集のようなものや絵はがきを作る…ということもありますね。その際…頭を悩ませるファクターのひとつが配置ではないでしょうか?

 

写真を1つ使うのか?
複数使うのか?

ベタで全面配置するのか?
それとも余白を入れるのか?

文字を入れるとしたらどこに?

 

などなど、書いていくと配置の悩みは実にたくさんあると思います。

 

でも、一般的に写真の配置で、よく書かれているのは

全面配置で迫力を出そう!とか
余白でスタイリッシュにとか
可愛さを表現するには
小さめに写真を配置するとか

こんな感じが多いかなーと思います。

 

うん、確かに。

 

ただね…
表現として、スタイリッシュや迫力ばかりじゃない。そうじゃないときにはどうすればいいの?って思うコトありませんか。

 

例えば、よくあるのは風景写真とか。もちろん、あきらかにこれは迫力重視!!というものもありますが、そういうものは限られてるわけで。普通の町並みとか、どこかを切り取った何気ない風景とか、魅力的だけどなにげない。そういうもののほうが多いはず。

 

そういうときに配置を考える上での、私が思う視点を今日は書いてみたいと思います。

 

では、本題に入る前にここで質問です!

 

あなたは写真における余白(白ふちや黒ふち)
を入れる意味って考えてみたことありますか?

 

あ、あえて入れるかどうか、つまりは意思を持って入れるかどうかって視点ですよ。

写真集や絵はがきつくるのに、指定のレイアウトに入ってるからとか、プリンタで印刷するとどうしても余白入るから…とか消極的な理由じゃなくて、あえて入れる積極的な理由としてね。考えたことがないとこがないなぁと思われた方はぜひここで今一度考えてみてください。

……
……
……

さて!!
考えてみましたか?

それぞれ思ったこうじゃないかなって、違いがあったならそれもまた聞いてみたいです^^。

 

あくまでも、これが正解!!ってわけではないですが、これらの配置は表現や目的によって使い分けられるんじゃないかな…と私は思っています。

 

余白は距離感を表現するもの

私個人は

「余白は距離感を表現するもの」

と、感じています。だからその距離感を上手く使えばいいんじゃないかなと。

 

で、具体的な表現の差としては、「その被写体そのものに出会ったコトをアピールしたいのか」、それとも「写真全体の空気感のようなものを表現したいのか」、こういう感じじゃないかなと思っているんですね。

 

では、具体的にこの写真を使って、絵はがきをつくる場合をサンプルに書いてみたいと思います。


スコットランドのエジンバラ

 

全面に配置することで主観的に見てもらう

一方全面に配置することで写真のエンドが見えず、つづいていくような雰囲気となり、空間に広がりができます。これがイコール迫力にもつながるんじゃないかなと。

この空間的な広がりであたかも自分がそこにいるような感じ。

 

これは、写真全体の空気感のようなものを表現するということに向いているのではないかと思います。いわゆる主観的に見ていただく作品作りが出来るのではないかなと。あたかもそこに今いるってことは時間表現としては現在進行形。〜ingですね。

 

余白を使って時間を止めたり距離をつくり、客観的に見てもらう

写真ってそもそも、一場面や瞬間を切り取ったものではあるのですが、余白をつくって、写真のエンドをはっきりさせることができる。これがプリントしてない画像と写真の違いです。で、この、切り取り感をはっきりさせることによって、空間的にも時間的にも距離を作るコトができます。

この距離感でその被写体そのものに出会ったコトをアピールしたいということにも向いていると思います。

その風景を外から見てもらう。写真展やテレビなどじゃないですが、自分が見て来たものを客観的に感じてもらえる。

どちらかというと過去表現にもつながり、いわゆる時間の止まった感じを表現することも出来るんじゃないかなと思います。

 

応用して複数配置すればこんな感じになり

町を客観的に見たり、思い出感を強く打ち出すこともできますね。

 

同じ写真を使っても、配置ひとつで表現が変わるっていうのは、とってもおもしろいですよね。撮ることももちろんですがこういう作品作りもぜひ楽しんでみてくださいね^^。

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とも

森 友亜(もり・ともえ)
WEBディレクター・セールスデザイナー

広島出身、広島在住。
東京外国語大学卒(ドイツ語専攻)。

プロスポーツ写真の世界に17年従事し、見て来た写真は年間20万枚以上。その間に実感した写真の「伝える・伝わる」力を、ビジネスなどに最大限に活用できるよう、ディレクションやコンサル、セミナーを実施。また、セールスデザイナーとして、「伝わる」「売れる」ために本当に必要なことは何かを徹底的に傾聴し、結果につながるウェブサイトを提案・制作している。写真のセレクトと使い方には定評あり。

知らないこと、新しいことに触れるのが大好きな、ゼロイチ萌えな人。電車で運命的な出会いをした温厚な夫と、マイペースなうさぎのHappyに癒される日々。

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