デザインや効果的な写真の使い方を通じて、熱い想いやコンセプトを届けたい方へ

本質を伝えるセールスデザイナー 森 友亜(もりともえ)のブログ

写真

写真展をするときに大切だと思うたったひとつのこと

投稿日:2017-03-17 更新日:

あらかじめテーマを決め、そして「伝える」ということ

これに尽きると思っています。

 

あなたは作品を発表するときに、きちんとテーマを伝えていますか?決めたとしても自分の心の中だけに
留めていませんか?

 

最近ではいろいろな場所で、写真展を行われているコト結構ありますね。

大きなものから小さなものまで、規模はいろいろありますが、どれも価値観や視点、気づきを頂けるので見に行くことがとても好きです。

 

そんな写真展で、このところ気になっているコトがひとつ。

それは、テーマを提示についてです。

 

作品の見方としてテーマを提示することは本当に大切だと思う

個展的なものやグループ開催展などは、だいたいタイトルやテーマが提示されていることが多いですが、さまざまなものが出展されるような共同イベントの中での出展という
立ち位置などの場合、ご自身の写真展におけるテーマの告知をされている方が、とても少ないなあと感じています。

 

これなぜなんだろう?と個人的にはずっと不思議でした。

 

だってこの作品たちはどうやって選ばれここにあるのかが、伝わってこないから。

 

出展されている作品を見て好きに感じてもらえたらということなのかもしれませんが、見てくださる方はあなたの価値観や思い、そして見方までシンクロしてくれるかどうかは
わからない。万人受けするものならまだいいのですが、そうじゃない場合は、むしろそういうモノが役立ったりします。

 

むしろ、あなたがその方に新たな価値観や見方、気づきを与える人になるのかもしれませんよ。

 

恐れ多いと思うコトなかれ!

日常で新たな価値観に触れるのは、何も超有名な方からばかりじゃないはず^^。だからあなたから「あーなるほど」とその視点や見方を知って貰うのも当然ありだと思うわけです。

 

なのに!!
せっかく表現者としての発表の場なのに…

なーーんにもそこを伝えることなく、見る人に完全にゆだねてしまっては、表現者としてもったいないのではと私は思うのです。

 

というのもですね。

おそらく、展示をするために、写真を選ぶに当たっては、相当あれこれ考えて選んでいるはずなんです。大きさも数ももちろん内容も。なんでもいいやとりあえず好きなもの並べとけ!みたいな感じで、テキトーに選んでいる人のほうが圧倒的に少ないはずです。

 

自分を表現する場としてあれこれ自分なりに悩んでの選出だと思うんですよね。

 

そこにテーマがないわけはないと思う。

 

自分であえて意識して、テーマでくくろうとしていないだけでなにかしらテーマを持って自然と選んでいると思います。

 

うーん、そう言われても、とりあえず好きなものを選んだんだよねぇ…と言われるかもしれません。

 

でも、そういう方でも選んだものは、きっと無意識の間にフィルターをかけていてなにかしらルールがあるはずなんです。なのに共通項を見いだすことをしないままで、作品を出している人が多い気がするんですね。

 

でもそこってね、表現者が手を抜いてはいけないところだと私は思っています。作品展をするのなら。ぜひしっかりと作品から感じて自分で言葉にしてみてほしいかな。

 

で、ですね。そうやってテーマを持って、自分で選んだいわゆる、よりすぐりの写真たちなのだから、その見方をしてもらえるように演出することもとても大切だと思うわけです。

 

そのためにも、テーマを事前に告知した方が断然伝わると思います。事前に告知が無理ならせめて当日にそのテーマは提示してほしい。

 

まー、見たら伝わるだろうと思われるかもしれませんがこれは絶対!と思ったものほど案外、え?そこ?って思うコトもありますからね^^;;。人の感性や価値観や見方って違ってるからこそおもしろいものです。写真って非言語表現になるので、ものすごく見方ってまちまちだから。それが写真の魅力でもありますが逆に怖さでもあると私は思っています。

 

世の中の展示ってテーマに溢れているのです!

こういうリーフレットやポスター、街中で見かけることありますよね。

有名どころの展示のリーフレットも、だいたい展示テーマは提示されており、また少しチラ見で作品も出していたりします。

 

視覚的に見て、また文字から想像もして、うん、おもしろそうだなってなってること多くないですか?

 

名前だけで来てくれるなんて、相当なファンがついているかあるいは家族友達レベル。

 

色んな方に見てもらいたいと思っているのなら、自分の作品感を感じてほしいと思うなら、個展のようなものではなくとも規模に関係なく、ぜひともテーマをつけチラ見素材を選び、告知することオススメします。

 

テーマを言語化するってしんどいかもしれないけど大切だと思う

それでは例をみながら考えてみましょう。
(写真はぱくたそより)

この写真が展示してありました。
さぁ、あなたはこれを見てどう思うでしょうか?

 

では、今度は
この写真が作品展のチラ見素材とします。

まずはこの告知から。
テーマは「春の息吹」としてみました。

そして次にこちらの告知。
テーマは「凜」としてみました。

この写真から感じるコトはもちろん「他にどんな写真が飾ってあるのかな?」と想像したときにそれぞれ違うものを想像しませんか?

そう、印象って変わるのです。おもしろいですよね。

 

例えば「ねこ」を題材にするにしてもそう。ねこ写真展というだけじゃなくてテーマをプラスするといいと思う。ねこのどんなところに魅力を感じここに選んだ写真たちになっているのか。ここにざっと並べるだけでも、いろんなねこの表情があり、シチュエーションがあるわけですから。

 

   

 

興味を深く持ってもらうためには、見知らぬ人に足を運んでもらうには、テーマ告知は本当に大切だと思います。

もちろんそれにより、興味持ってもらえる人が限られると思うかもしれません。実際に、離れる人もいるかもしれません。だけどそれにより、思ってもない方にアプローチ出来る可能性が高い。本当に興味を持って足を運んでくださる可能性もぐっとあがる。響く可能性も高い。

なにより、価値観を感じ取ってくれる人に見ていただけるはずです。

 

というわけで!

ぜひ作品展をされるとき、規模の大きさにかかわらず、自分のテーマを決め、言葉にしそれを人に伝えて告知することをオススメします。そしてあなたの世界観が誰かとシンクロして新たな楽しい時間を生みますように。

素敵な作品作りを♪

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とも

森 友亜(もり・ともえ)
WEBディレクター・セールスデザイナー

広島出身、広島在住。
東京外国語大学卒(ドイツ語専攻)。

プロスポーツ写真の世界に17年従事し、見て来た写真は年間20万枚以上。その間に実感した写真の「伝える・伝わる」力を、ビジネスなどに最大限に活用できるよう、ディレクションやコンサル、セミナーを実施。また、セールスデザイナーとして、「伝わる」「売れる」ために本当に必要なことは何かを徹底的に傾聴し、結果につながるウェブサイトを提案・制作している。写真のセレクトと使い方には定評あり。

知らないこと、新しいことに触れるのが大好きな、ゼロイチ萌えな人。電車で運命的な出会いをした温厚な夫と、マイペースなうさぎのHappyに癒される日々。

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