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本質を伝えるセールスデザイナー 森 友亜(もりともえ)のブログ

とも感[FEEL & THINK] DEN

写真にとってのディレクションの重要性〜オンラインギャラリーDENを進めながら感じていること

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オンラインギャラリーDENを進めていく過程で、私が今強く感じているのが、やはり写真とディレクションって凄く密接だなぁということ。

 

ディレクションといっても大きく分けると2つあると思っていて、私が講座などをさせていただいているフォトディレクションは主に商業写真向きのディレクションになります。で、今回のDENで考えているのは、いわばアートディレクション。双方違いはありますが、でもどちらにしても、ディレクションってとても重要で、あるとないとでは写真を活かせる度合いがグッと変わってくると私は思っています。

 

ですが!
スマホの台頭、一眼レフも手軽になっている昨今、撮る人口は右肩上がりにもかかわらず、ディレクションが出来る人はそれに比べたら全く増えないし、その部分について言われる事も少ない。あまりこれまで重きを置かれてこなかった部分かもしれません。だけど伝わり方がグッと深くなると思うので、ディレクション出来る人と場が増えたらいいのになぁと個人的には思ってます。

 

 

写真をどう使って、どう伝えたいか、どう楽しむか

実際、いろんな方とお話してて思うのは、写真を写真そのものだけで、なんとしても表現しようとしていることが多いんじゃないかなということ。完璧主義の多い日本人にだけに余計にそうなのかもしれませんけどね。

 

フォトディレクションの話をするとき、写真ってどう使うか、何で使うかということで必要なモノが変わってくるので、写真だけ見ていても本当に必要な写真が見えてこないということを伝えていますが、写真だけですべてを完結するとは限らないのは何も商業写真だけじゃない。アートだって同じ側面があると思うんです。

 

「その写真でどう伝えるか、どう見てもらいたいか」って、もちろん写真そのものから伝える部分も大きいのですが、それだけじゃないと私は思うんですよ。飾り方、展示の仕方ひとつでも、そして告知用のデザインでも伝わり方は変わってくる。響き方も変わる。

 

でも、トータライズでどう表現するかというところはあまり考える機会が無いですよね。

 

この辺も撮り手(フォトグラファー)と本来ディレクターが一緒に考えていけたら、おもしろさも加速するんでしょうけど、日常にディレクターってなかなかいないのが現状。仕方ないのかなと思う反面、そこを伝える場が少ないのが残念な気もします。プロだけじゃなく、アマチュアの写真だってディレクションでずいぶん変わるし、楽しくなると思うから。それは見る側だけじゃなく撮り手自体も。

 

 

写真の作品作りとジュエリーって似てる気がする

以前ジュエリーのリフォームをお願いしたとき、ライフスタイルジュエリーデザイナーの田中オリエさんが話してくださったこと。

 

「石も身につけられる状態になったときが一番輝くし、その人のために力を発揮するんですよ」

 

これが本当に心に残っていまして。
あー、それ解る気がするってそのときも思ったんですが、これね、写真も同じじゃないかなと思うんです。

言ってみたらこんな感じじゃないかなって。

1. 撮って出しの状態の写真 =「原石」
2. そこでトリミングや効果すること =「カットや加工すること」
3. 展示表現などを考えること =「ジュエリーとして形にすること」

 

今はスマホでのフィルター系アプリもすごいので、2まではやってる人も多いんだろうけど、3を考える機会ってあんまりない。でも2ってね、磨いた石をそのまま「はい」って渡された状態だとしたらどうでしょう。多分綺麗なブリリアントカットのダイヤをそのままもらってもどうしようかなと思うだろうけど(つけられる状態にしてって思いますよね?)、写真はそのままでも見れるので、あまり多く考えないと思います。2の状態であっても、写真そのものは楽しめるから。

 

じゃーそのままでいいやんって思われるかもしれませんよね。でもね、3の作品作りをすることで世界感というものが見えてくること多い。作品としてまとめることで見えてくるコトってあると思うから。これが写真の世界感をどんどん面白いモノにしてくれると思うんですよ。きっと、何が撮りたいか解らない、自分の写真がよくわからないって人は、この部分をやったことが少ないんじゃないかなぁと感じています。

 

確かにまとめるってめんどくさい部分もある。だけど、もったいないんですよ。だってジュエリーになってない状態ですから。もしかしたら、一番輝かせてないかもしれないですよ。

 

DENで出来るコトが、ここにあるんじゃないかと思う

オンラインギャラリーDENでは、私がアートディレクションをしていきます。
これから一年間やってみて、関わってくださる方が表現についてどう感じられるか、私自身もアートディレクターとして自分が考えてきたことがどうなのかを、机上の空論じゃなく、実際に実現させていく中で体感する良き機会になるのではと思っています。

 

もちろんオンラインでやるということは、ディレクターだけでは実現できないので、動かすためのエンジニアが必要となり、多大な労力をつぎ込んでもらうことになりますが、幸い巻き込まれてくれる人がいる環境なので本当にありがたい(ありがたすぎる)。

 

この機会に作者の方といろんなことにチャレンジ出来たらと思っています。だからこそ、何か起こらないかなーと待ってる人じゃなく、熱を持ってやりたい!と進んでくる方とタッグを組んでいろんなコト出来たらいいなと思ってます。このブログ記事で、やってみたい!とワクワクしていらっしゃる方がいらっしゃいましたらぜひ。

 

フォトディレクション講座 8月講座開講予定

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お休みを頂いておりましたが、8月にリニューアルして再び開始予定です。詳しいインフォメーションはまたお知らせいたします。

※企業内研修もお受けいたします。お問い合わせください。
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森 友亜(もり・ともえ)
WEBディレクター・セールスデザイナー

広島出身、広島在住。
東京外国語大学卒(ドイツ語専攻)。

プロスポーツ写真の世界に17年従事し、見て来た写真は年間20万枚以上。その間に実感した写真の「伝える・伝わる」力を、ビジネスなどに最大限に活用できるよう、ディレクションやコンサル、セミナーを実施。また、セールスデザイナーとして、「伝わる」「売れる」ために本当に必要なことは何かを徹底的に傾聴し、結果につながるウェブサイトを提案・制作している。写真のセレクトと使い方には定評あり。

知らないこと、新しいことに触れるのが大好きな、ゼロイチ萌えな人。電車で運命的な出会いをした温厚な夫と、マイペースなうさぎのHappyに癒される日々。

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