オンラインギャラリーDENのGallery 3にて、3/24より新たな作品展がスタートです。中山久美子さんの写真展「トスカーナ、私が恋した小さな村」。
お気に入りの日本ではまだまだ知られていない、イタリア・トスカーナ州の小さな素敵な村を、パッション溢れる気持ちと共にご紹介してくださいます。是非ご覧くださいね。
Gallery 3
http://og-den.com/Gallery3/301.html
以前もご紹介の際書きましたが、オンラインギャラリーDENではディレクションをさせていただき、表現そのものを作者の方の想いを元に組み立てていきます。
だからこれまでの作品展はどれひとつとして、全く同じスタイルはありません。これは作者それぞれが見てもらいたい「想い」として重きをおくところが違うからです。
もちろん、オンラインでやるためには、リアルと同じまでとはいきませんが、エンジニアと相談しつつ、こうした表現の幅のようなものをこれからもご提案させていただきながら、作品展示を一緒につくりあげていきたいと思っております。
では、今回の作品展のディレクションについて、少し書いてみますね。
【Gallery 3】 3/24〜4/23
中山久美子さん写真展「トスカーナ、私が恋した小さな村」
トスカーナ在住の久美子さんは旅のコーディネイトもされていらっしゃり、現地の情報が詳しくわかる「トスカーナ自由自在」というサイトも運営されていらっしゃいます。
今回の写真展開催にあたり、打ち合わせでお話を伺ってると、大好きな気持ちがガンガン伝わってきて、まさに「恋した」がぴったり!もうね、すごくわくわくしました。
だからこそ、あえて、フラットに書くガイドブック的なものとまた違って「どちらかというとパッション的な、個人的な村への想いをDENでは綴ってみませんか?」ということをお伝えし、村への想いを綴っていただくことに。
そして、送っていただいた文章、これがまた、とても素敵なラブレターだったので、単にキャプションとして入れ込むだけでは、なんだかもったいない気がしたのです。
そこで、写真を見る前に、文章からどんな場所なんだろうと、まずわくわく妄想をしてもらうことをご提案しました。
写真と文章が同時に出てくると、基本的に写真のインパクトがドン!と来ます。それは写真の良さでもありますし、写真展だからいいのですが、今回の場合は、せっかく書いていただいた想いが、すーっと流れていってしまうのはちょっと残念かなと感じたのです。ですので、
文章でどんなところなんだろうと妄想
↓
写真を見て感じていただく
↓
再度キャプションとしても文章を見ながらまったりと楽しんでいただく
という流れで。正直、写真展としてあまりないカタチだとは思いますが、説明ではなく、パッション溢れるラブレターだからこそ、この形にしてみました。これもまたひとつの展示方法としてのおもしろさかなと思ったりしてます。
個人的に私は、昔からずっと大切に使い続けて住み続けて、今があるイタリアの田舎をとてもうらやましく感じました。きっとナマで感じるともっとすばらしいんでしょうね^^。
感想も送って頂けるので、ぜひお気に入りの村などありましたら感じたコトを送られてみてくださいね^^。
今後の作品展も、作品自体を楽しんでいただいた上で、さらにこういった部分もまるっと楽しんでいただけたらうれしいです!私たちも精進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。