デザインや効果的な写真の使い方を通じて、熱い想いやコンセプトを届けたい方へ

本質を伝えるセールスデザイナー 森 友亜(もりともえ)のブログ

とも感[FEEL & THINK] 写真

あなたが好きな人物撮影における視点は?〜広告的なのか、アート的なのか、それとも報道的なのか。

投稿日:

視点の差が作品の違いにつながると思うと書いた先日の記事。

報道としての視点か、広告としての視点か、それともアートとしての視点なのか〜あなたが写真で魅力を感じるのはどこですか?

報道の視点で写真を撮りたいのか。
広告の視点で写真を撮りたいのか。
アートとして写真を撮りたいのか。

 

これね、こういう問いが出てくると言うことは、結局全部撮れるということなんですよね。どれでも撮ることができる。その視点次第と感性で。そういうことなんだと思います。だからこそ、迷い、考える時期が来る…ということでもあるのかもしれませんが。

 

例えば、「人を撮るのが好き!」と一口にいっても、「どの視点で撮るのか」で、全然変わってくると思うんですよね。実は、先日のブログ記事をアップした後、私はFacebookに

私は人を撮ることは興味がありますが、報道視点が強い人です。プロフィール写真などを撮る人は広告の視点に興味が強い人だと思うのです。

と書きましたが、ほんとこれそうだと思ってます。

 

 

広告の視点=プロフィール撮影

この数年で撮影する人が最も増えたのは、プロフィール撮影じゃないかと思います。

ネットを通じて、個人でお仕事をする人も増えたので、求められるニーズも高く、また写真家として「仕事としての写真」という意味でも非常に入りやすいところではあります。

この撮影は広告的視点が強いと思います。
その被写体が、より魅力的に見える表情やポーズなどを追求していくからです。また、お仕事とリンクさせて…という部分もありますね。あくまでも被写体がどう見えるのか、どう見せたいのかという広告的視点での写真だと思います。

 

アート的視点=ポートレート撮影

人物写真というとポートレートを思い浮かべる人が多いと思います。ポートレート写真をそのままプロフィールにも使うこともあるのではっきりこう!とは言えない部分もあるかと思いますが、ポートレートにはアート的要素があると思います。

なぜならその人が誰なのかという以上に、写真としてどうなのかという部分が追求されるから。全体的に見て、ときには被写体の人がその写真の中での一部として溶け込んでいることさえありえる。空気感のようなものを伝える部分もありますね。

ですので、プロフィールにこのポートレート要素を強く出すと、綺麗だけど伝わりにくいものになるってことも、あり得るんだと思います。

 

では、人物撮影における報道的視点とは?

事実を伝えるという部分が強い報道的視点。
では、ここで質問。ぱっと思いつくのはニュース的なものだと思いますが、人物撮影における報道的視点とはどういうものだと思いますか?考えてみてください。

……
……
……

私が思う報道的視点は、「被写体が、カメラを意識していない撮影」。

被写体はあくまでも目の前のことに意識を持っていて、カメラは気にしていない。そこを抜くという感じでしょうか。

スポーツシーンなどはまさにこれに値すると思います。あとは、仕事をしているところの撮影とかね。カメラをまったく意識していない、普段の様子、真剣な表情や、集中したシーン、ふとしたときの表情や、何かに喜ぶ姿などは報道的な感じがします。

ちなみに、私はこの意識してないところを撮るのが圧倒的に好きです。元々写真はスポーツ畑から入ってるので、綺麗な写真というものにあまりこだわりがありません。綺麗にまとまったものよりも、空気感や迫力、息づかいが伝わるモノの方が好き。どっちがいいかとかじゃなくて、これは私の完全な好みです(笑)。

だからこそ余計にそうなのかもしれませんが、人が何かを真剣にやったり喜んだりしている姿をはたから見てそれを残すのが好きだったりします。

例えば、スポーツシーンなら選手だけじゃなく観客もすばらしい被写体。プレーヤーじゃなくても、それにまつわる人が楽しんだり、熱狂したり、うっとりしたりしてる姿から、十分良さや魅力が伝わることもあります。人にこんな表情をさせるのかーってことからの想像、伝わるものがある…みたいな。コンサートなども同じですね。


ほんとはこれの表情の方をアップしたいんですけどねー(笑)

もちろん、何かに使うときに、あらかじめ了承を得ておくなどの必要がありネックになるんだと思いますが、こういう広告の仕方ってあるんじゃないかなぁーと感じたりするこのごろです。

 

 

…とここまで書いたところで、
あれ?と思われる方いらっしゃるかも。

そう、意外とスナップ写真って全部の要素が詰まってるんです。だからこそ、スキル面の工場や感性の研ぎ澄ましだけじゃなく、普段からカメラを持ち様々なシーンを撮るということが、自分の好みを見つける近道なのかもしれないですね。

 

さて、あなたが好きな視点はどれですか?
素敵な作品作りを♪

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

とも

森 友亜(もり・ともえ)
WEBディレクター・セールスデザイナー

広島出身、広島在住。
東京外国語大学卒(ドイツ語専攻)。

プロスポーツ写真の世界に17年従事し、見て来た写真は年間20万枚以上。その間に実感した写真の「伝える・伝わる」力を、ビジネスなどに最大限に活用できるよう、ディレクションやコンサル、セミナーを実施。また、セールスデザイナーとして、「伝わる」「売れる」ために本当に必要なことは何かを徹底的に傾聴し、結果につながるウェブサイトを提案・制作している。写真のセレクトと使い方には定評あり。

知らないこと、新しいことに触れるのが大好きな、ゼロイチ萌えな人。電車で運命的な出会いをした温厚な夫と、マイペースなうさぎのHappyに癒される日々。

-とも感[FEEL & THINK], 写真

Copyright© 本質を伝えるセールスデザイナー 森 友亜(もりともえ)のブログ , 2018 All Rights Reserved.